黒瀬悦成の米国解剖

トランプ氏の「勝利宣言」と「宣戦布告」

一般教書演説を行うトランプ米大統領(AP)
一般教書演説を行うトランプ米大統領(AP)

 トランプ米大統領による4日の一般教書演説は、自身のウクライナ疑惑をめぐる上院の弾劾裁判が5日にも「無罪」決着することが確実視される中で行われた。大統領選に向けて「偉大な米国の再起」を宣言し、経済再生や軍の再建など就任後3年間の成果を誇示する姿は、トランプ氏を罷免に追い込めなかった民主党勢力に対する一足早い「勝利宣言」となった。

 2016年の前回大統領選をめぐるロシア疑惑に続き、ウクライナ疑惑をテコにトランプ氏の放逐を図った民主党のもくろみが外れたのは、「米経済を復活させた大統領を果たして罷免する必要があるのか」という疑問が一般世論に広がっていたからに他ならない。

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