久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

新型肺炎で右往左往 それでも文政権の親中、親北路線は不変

新型コロナウイルスの感染者を治療中の病院を視察する韓国の文在寅大統領(手前右)=1月28日、ソウル(大統領府提供・共同)
新型コロナウイルスの感染者を治療中の病院を視察する韓国の文在寅大統領(手前右)=1月28日、ソウル(大統領府提供・共同)

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、韓国で文在寅(ムン・ジェイン)政権の対策への批判が高まっている。文政権は中国への配慮を最優先し、一度出した中国旅行からの「撤収警告」を数時間後に撤回するなど対応が右往左往しており、世論は「どこまで中国の顔色をみているのか」と反発。その一方で韓国は、北朝鮮には「南北の防疫協力が必要」だと呼びかけ始めた。北朝鮮が新型コロナウイルスの流入を阻止するために中国との国境を閉鎖したことで、「今度はわれわれの出番だ」と医薬品などの支援を示唆している。文政権の親中、親北が止まらない。

中国べったりに国民が「ノー」

 文大統領は2日、青瓦台(大統領府)の幹部会議で「中国の困難はすなわちわれわれの困難だ。隣国としてできる支援や協力を惜しんではならない」などと語った。

 これに対し、中国の駐韓大使は韓国が中国・湖北省滞在者の入国禁止措置を取っていることを「あまり評価しない。(制限は不要という)世界保健機関の根拠に従えばいいのではないか」(4日)とあからさまに不満を述べた。

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