北ミサイルの電波妨害装備 抑止・防御に新たな手段

北朝鮮が試射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型=2017年11月、平壌郊外(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
北朝鮮が試射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型=2017年11月、平壌郊外(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 防衛省が装備導入に着手することが11日、明らかになった北朝鮮の弾道ミサイルに対する電波妨害装備は、抑止と防御の新たな手段で、ミサイルの上昇段階での対処が加わり、弾道ミサイル防衛(BMD)が2段構えから3段構えとなる意義は大きい。通常よりも高い軌道をとり、日本に飛来し得る大陸間弾道ミサイル(ICBM)に対処することも可能で、北朝鮮の弾道ミサイル開発の動向を踏まえれば導入は不可欠だ。

 現行のBMDはイージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)と地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の2段構えだ。SM3は弾道ミサイルのエンジン燃焼が終わり大気圏外を飛行している中間段階、PAC3は着弾直前の終末段階で迎撃する。地上配備型迎撃システムのイージス・アショアも海上配備型のSM3を補うに過ぎない。

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