北朝鮮、韓国軍本部に酷似した施設…攻撃訓練用か 加藤達也

北朝鮮が建設した韓国軍本部の模造庁舎を捉えた衛星写真(左)と、実際の本部庁舎(右、グーグルマップから)
北朝鮮が建設した韓国軍本部の模造庁舎を捉えた衛星写真(左)と、実際の本部庁舎(右、グーグルマップから)

 北朝鮮が、平壌(ピョンヤン)北方の山間部に韓国軍本部庁舎に酷似した施設を完成させていたことが20日、産経新聞が入手した衛星画像で分かった。専門家は韓国軍中枢を標的とした訓練用の縮尺建造物とみている。金正恩(キム・ジョンウン)政権は施工当時、米韓との首脳会談を次々に実現するなど緊張緩和をアピールしていたが、その裏で韓国軍の本部攻撃を視野に入れた訓練施設建設を進めていた。韓国軍を標的に戦意高揚を図る北朝鮮に対し、韓国側の危機感は鈍い。

 ■北方の山間部、衛星画像で判明

 模造庁舎は平壌北方約90キロの平安北道(ピョンアンプクト)の山間部にあり、陸海空軍の参謀長室などが入る韓国・鶏龍(ケリョン)市の庁舎と酷似。日米の政府関係者によると、2018年春、敷地造成が始まったとみられる。

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