習近平氏来日「延期」と言えぬ日中の事情

安倍晋三首相(左)と中国の習近平国家主席=大阪市北区(代表撮影)
安倍晋三首相(左)と中国の習近平国家主席=大阪市北区(代表撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、4月上旬で調整を進める中国の習近平国家主席の国賓としての来日日程が流動的となる中で、日中双方とも「予定通り準備を進める」との姿勢を崩していない。自ら「延期」を持ち出したくない中国側のプライドに日本側の思惑も絡み、ぎりぎりまで互いの出方を探る「神経戦」の様相となっている。

 「いくつかの準備会合などが延期になっているので、準備を加速していく必要がある」

 茂木敏充外相は21日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で準備に影響が出ていることを認めながらも、予定に変更はないとの考えを重ねて示した。