矢板明夫の中国点描

米国が党益優先メディアに圧力

 記者会見する中国外務省報道官、趙立堅氏(共同)
 記者会見する中国外務省報道官、趙立堅氏(共同)

 「米国はいわれなき理由で在米中国メディアに政治的圧力をかけた。中国側はこれに断固反対し、強く批判する」。新しく中国外務省報道官に就任した、「戦狼」という異名を持つタカ派外交官、趙立堅氏の3日の記者会見の言葉を聞いて絶句するほかなかった。

 思い出したのは、筆者が特派員として北京に駐在していたとき、中国外務省から受けたさまざまな嫌がらせだ。民主化活動家を取材したり、共産党内部の権力闘争を記事にしたりすると、よく外務省に呼びつけられ、「中日友好の精神に反する記事をなぜ書くのか」と非難された。

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