韓国総選挙、野党不利に 朴槿恵氏の「妨害」

 【ソウル=桜井紀雄】4月15日の韓国総選挙まで1カ月余りとなる中、新型コロナウイルスの感染拡大に対処する文在寅(ムン・ジェイン)大統領が支持を回復している。世論調査会社が13日に発表した文氏の支持率は49%で約2カ月ぶりに不支持率を上回り、与党の支持率も39%に上昇。危機対応が一定の評価を受けた形だ。収賄罪などで公判中の前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告は収監後初めて公式に野党結集を呼びかけるメッセージを出したが、かえって野党の足を引っ張るとの見方もある。

 文氏を支持する理由としては、新型コロナへの対応が44%で最も多かった。不支持率は45%だが、「新型コロナへの対応が不十分」との理由が37%と最も多く、対処を誤ると、すぐに逆転する危うさをはらむ。