中国、新型コロナ〝克服〟 支援外交で攻勢

中国・武漢の「火神山医院」を視察する習近平国家主席(中央)=10日(新華社=共同)
中国・武漢の「火神山医院」を視察する習近平国家主席(中央)=10日(新華社=共同)

 【北京=西見由章】新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を引き起こした「震央」の中国湖北省武漢市で新たな感染者が「ゼロ」となったことを受け、中国政府は国政や経済運営の正常化に向けて大きくかじをきる。外交面では中国当局による初動の遅れが生んだ「世界的人災」との批判を避けつつ、逆に新型肺炎を克服した「模範国」として国際的な影響力を高める構えだ。

 「スペインへの援助に力を尽くし、感染予防と治療の経験を分かち合いたい」。中国の習近平国家主席は17日、感染拡大が深刻なスペインのサンチェス首相と電話会談し「力の及ぶ限り」の援助を約束した。中国はイタリアやイランに医療支援団を派遣したほか、フランスやギリシャ、セルビアなど数十カ国に防疫物資の支援を約束している。

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