米中貿易摩擦2年

中国、米製品の輸入拡大達成に暗雲も

マスク姿で北京市内の施設を視察する中国の習近平国家主席=2月10日(新華社=共同)
マスク姿で北京市内の施設を視察する中国の習近平国家主席=2月10日(新華社=共同)

 トランプ米大統領が中国からの輸入品に追加関税を課す大統領令に署名してから、22日で2年。激化を続けた米中の貿易摩擦は、今年1月に第1段階の貿易協定に署名して「一時休戦」した。ただ、新型コロナウイルスの流行が中国から世界に広がる中、米中関係は緊張含みとなっている。

 「力をもって力に対抗する様子は、貿易戦争の初期の状態に戻ったようだ」

 香港経済日報(電子版)は、米中関係が再び厳しさを増していると指摘する。

 米中両国は2018年7月、第1弾の制裁関税を相互に発動させて貿易戦争の状態に突入。制裁関税の応酬が約1年半続いたが、今年1月15日に「第1段階」の合意署名に至った。中国政府は2月中旬に、米国からの輸入品696品目を対象に追加関税の適用を免除すると発表。トランプ米政権が求める米国製品の輸入拡大を進める構えだった。

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