ソウルから 倭人の眼

新型コロナ対応で「自画自賛」 政府批判に騒がしい韓国、日本だけには相変わらず…

6日、ソウルの外務省に冨田浩司駐韓大使(手前)を呼び、日本政府が発表した韓国に対する入国制限に抗議する康京和外相(共同)
6日、ソウルの外務省に冨田浩司駐韓大使(手前)を呼び、日本政府が発表した韓国に対する入国制限に抗議する康京和外相(共同)

 新型コロナウイルスの感染がおさまらない韓国では、マスク不足が深刻化している上に、病院や宗教施設などでの集団感染が新たに発生するなど、社会は連日、感染騒動に振り回されている。そんな中で文在寅(ムン・ジェイン)政権と韓国政府からは「韓国の感染防止対策は世界から評価されている」との声が連日のように聞こえてくる。防疫の現場が日々、奮闘する一方での韓国政府による自信に満ちた言葉を、「自画自賛だ」と冷ややかに受け止める世論も多く、防疫の場外は相変わらず騒がしい。(ソウル 名村隆寛)

 ■自賛の嵐!

 「世界が認めるよい成果を出した」「世界で最も素早く症状の出ている人を探し、最も早く検査を行い、感染を確認し、適切な治療で死亡率を下げたことを国際社会が評価している」「新たな感染者の減少が続けば、韓国は防疫の模範事例として評価されるだろう」。いずれも文在寅大統領が韓国の新型コロナウイルスへの感染対策について公言したものだ。

 韓国政府では大統領以下、「わが国の新型コロナへの対応が世界的標準として定着するだろう」(朴凌厚=パク・ヌンフ=保健福祉相)、「マクロン仏大統領が韓国の防疫方式を学びたいと言った」(大統領府)などと、自国の対応を評価する発言が続いている。

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