一帯一路アフリカ、中国コロナ禍で打撃 「債務の罠」に拍車

南アフリカのヨハネスブルグ近郊で、マスクを装着して往来を行く男性。新型コロナウイルスの感染が拡大し、同国でも3月26日から3週間、市民の外出規制措置がとられる=3月23日(AP)
南アフリカのヨハネスブルグ近郊で、マスクを装着して往来を行く男性。新型コロナウイルスの感染が拡大し、同国でも3月26日から3週間、市民の外出規制措置がとられる=3月23日(AP)

 【カイロ=佐藤貴生】新型コロナウイルスの感染拡大の波がアフリカに及び、中国の投資に依存する国々に打撃を与えている。感染拡大で中国国内の景気が冷え込み、投資や貿易高の激減が確実視されるからだ。巨大経済圏構想「一帯一路」の対象である資源国などは原油価格の下落もあって債務が返済できず、中国の政治的要求に応じざるを得ない「債務のわな」と呼ばれる事態が深刻化する公算が大きい。感染拡大は、アフリカの“中国離れ”を促す契機になるのだろうか。

 ■対策不十分「目を覚まそう」

 ロイター通信によると、アフリカでは25日までに45カ国で1700人以上が新型コロナに感染した。コンゴ(旧ザイール)やセネガル、コートジボワールが非常事態宣言を出している。

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