ロシア国威発揚狙った戦勝記念式典に延期論 新型コロナ感染拡大で 

ロシアのプーチン大統領(タス=共同)
ロシアのプーチン大統領(タス=共同)

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアで新型コロナウイルスの感染が急拡大し、プーチン大統領が危機感を強め、世界的な感染拡大に先だってプーチン政権が国威発揚の場にしようと期待した第二次大戦の対ドイツ戦勝記念式典(5月9日)の開催にも暗雲が垂れ込めている。戦勝75年の今年、露政権は例年より大規模な式典を準備してきたが、無観客での実施や延期も検討しているもようだ。

 プーチン氏は今月13日、疫学専門家との会合で「状況は良くない。(感染者の6割超を占める)モスクワでさえピークに達していない」と危機感を示した。ロシアの感染者数は3月中旬まで100人未満だったが、4月14日には2万人を超え、死者も170人となった。流行初期に感染者の隔離が不十分だったことが要因とみられる。

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