韓国総選挙 中間評価受けた文政権 政権末期へ日韓が混迷も

 5年の任期のうち2年余りを残す韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領への「中間評価」となった総選挙は、与党が勝利した。新型コロナウイルスの感染防止策が追い風になった形だが、経済政策や対日・対米関係などで不安要素が多く、文政権の韓国は混迷に向かう可能性がある。

 韓国メディアは選挙戦中、連日、感染に関する報道を続けた。医療・防疫当局の努力に加え、文氏の視察、会議などで文政権が奮闘する様子が国民に伝えられた。感染防止のため選挙運動では大規模な集会や演説が控えられたが、新型コロナ報道が事実上、文政権と与党を後押しした。