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自滅招いた韓国野党の失言・暴言 投開票直前に2人除名の異例事態

翌日の投開票を前に14日、ひざまずいて支持を訴える韓国の最大野党「未来統合党」の黄教安代表(中央)=ソウル(共同)
翌日の投開票を前に14日、ひざまずいて支持を訴える韓国の最大野党「未来統合党」の黄教安代表(中央)=ソウル(共同)

 15日の韓国総選挙は、文在寅政権を支える与党が1987年の民主化以降、最多となる議席を獲得し、圧勝した。現政権が新型コロナウイルス感染の封じ込めに成功したとの評価と並び、勝敗を分ける決め手となったのが、保守野党陣営から飛び出した失言・暴言の連続だった。選挙活動まっただ中の公認候補者2人が、投開票の直前に党から除名を言い渡されるという極めて異例の展開をたどった選挙戦を振り返る。(外信部 時吉達也)

露骨な性表現

 投開票日まで10日を切った6日に開かれたソウル近郊・富川選挙区のテレビ討論会。最大野党「未来統合党」から出馬した車明進(チャ・ミョンジン)氏は、2014年の旅客船セウォル号沈没事故の遺族を批判した過去の発言について別の候補から問われると、遺族らの活動について私見を述べはじめた。「(活動拠点の)テントの中では、言葉で表現できないような乱れた行為が行われていたんですよ…」。

 韓国南西部沖で発生し、高校生ら300人以上が犠牲になったセウォル号事故は、6年が経過した現在も政争の中心的なテーマの一つだ。左派勢力は事故発生時の初動対応の問題点を挙げ、朴槿恵(パク・クネ)前政権の“悪政”の象徴として強調するのに対し、問題を過度に政治問題化させているとして、朴氏支持勢力の間では真相究明活動を行う遺族への批判が止まない。

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