新型コロナ対策 女性リーダーが牽引? 「断固とした行動」に評価

ニュージーランドの ジャシンダ・アーダーン首相(AP)
ニュージーランドの ジャシンダ・アーダーン首相(AP)

 台湾、ドイツ、ニュージーランド、フィンランド、アイスランド…。これらの地域・国には2つの共通点がある。いずれも女性が指導者で、現時点で新型コロナウイルスへの対策が一定程度奏功していることだ。ドイツを除けば島であったり、人口が少なかったりなど対策に優位な要素があるとの指摘もあるが、複数の米メディアは、世界で6%程度と少数派の女性指導者が「効果的なメッセージと断固とした行動により、相当高い割合で成功している」と報じている。

 米CNNが新型コロナ対策の成功例として真っ先にあげるのは台湾(人口、2400万人)だ。中国本土と近いうえ、世界保健機関(WHO)への参加もはばまれるなど、コロナウイルスには脆弱(ぜいじゃく)であってもおかしくない環境だったが、蔡英文総統は、1月22日に「台湾は世界的な防疫の最前線」とWHOへの加盟を認めるよう改めて要請。ただちにコロナウイルス感染が最初に確認された中国武漢市との団体旅行往来を禁止し、感染拡大防止に向けた124の措置を発表した。2月には中国本土からの来訪を禁止した。