中国が脱北者を銃撃、重体に 北朝鮮困窮で越境か 双方が警備強める 

 【北京=西見由章】中国吉林省と北朝鮮の国境地帯で4月20日ごろ、川を渡って脱北しようとした男性が中国の国境警備部隊に銃撃され、重体となったことがわかった。複数の地元関係者が明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で中朝貿易が大幅に縮小しており、北京の朝鮮半島問題専門家は「北朝鮮の深刻な食糧不足などの窮状が、高いリスクを冒す脱北者を生んでいるようだ」と指摘している。

 関係者によると、脱北者は30代の男性。北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンプクト)から国境の川、図們(ともん)江(北朝鮮名、豆満江=トゥマンガン)を渡り、中国側の隊員に銃で撃たれて負傷した。中国当局が延辺朝鮮族自治州和竜市の病院に収容、治療と監視を続けているという。

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