
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、31日までの延長が決まった緊急事態宣言。政府は感染者の減少が十分ではなく、医療現場の逼迫(ひっぱく)した状況を改善させるためだと説明する。「目に見えない敵」との戦いはいつまで続くのか。宣言で大きな影響を受けている国民生活、日本経済をどう立て直すのか。日常に戻る「出口戦略」などについて専門家に聞いた。
■「政府も国民も理解が“雑”だった」 東大教授の宍戸常寿氏
問題は、私たちの「緊急事態」についての理解が、いわば“雑”だったということではないだろうか。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、31日までの延長が決まった緊急事態宣言。政府は感染者の減少が十分ではなく、医療現場の逼迫(ひっぱく)した状況を改善させるためだと説明する。「目に見えない敵」との戦いはいつまで続くのか。宣言で大きな影響を受けている国民生活、日本経済をどう立て直すのか。日常に戻る「出口戦略」などについて専門家に聞いた。
問題は、私たちの「緊急事態」についての理解が、いわば“雑”だったということではないだろうか。