中国が4地区でデジタル人民元の実証試験スタート

中国人民銀行=20日(共同)
中国人民銀行=20日(共同)

 【北京=三塚聖平】中国が「デジタル人民元」の発行準備を前進させている。南部の広東省深●(=土へんに川)(しんせん)市などで実証試験が始まり、今月から一部地域で実際にデジタル人民元を使った取り組みが始まると報じられた。中国人民銀行(中央銀行)が主要国で初めてデジタル通貨を発行することになるか注目されているが、中国側は「テスト」を強調しており正式発行にはまだ時間がかかるもようだ。

 国営新華社通信は、人民銀のデジタル通貨研究所幹部が、デジタル人民元の「閉鎖テスト」を始めたことを明らかにしたと4月中旬に報じた。それによると深●(=土へんに川)市のほか、東部の江蘇省蘇州市、内陸部の四川省成都市、習近平指導部の肝煎りで建設されている河北省の新都市「雄安(ゆうあん)新区」、そして2022年に予定される北京冬季五輪の会場でテストが進められている。

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