安保理「空白」の2カ月 コロナ停戦決議、米中応酬で棚ざらし

グテレス事務総長(共同)
グテレス事務総長(共同)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスをめぐる米中の対立激化が、国連安全保障理事会の決議案審議に影を落としている。ウイルスの発生源や世界保健機関(WHO)の扱いをめぐって米中が非難合戦を展開。WHOによるパンデミック(世界的大流行)宣言から2カ月以上がたっても、新型コロナをめぐる停戦決議案は棚ざらしの状態だ。安保理の機能不全がまたもや露呈した。

 国連ではグテレス事務総長が3月23日、コロナ対策に専念するため、世界の紛争当事者に対して即時停戦を提唱した。これを受けて安保理では、停戦の呼びかけを支持するための決議案の調整が始まった。

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