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反トランプ・メディアの危険性 古森義久

15日、米ワシントンのホワイトハウスで、新型コロナウイルス対策について話すトランプ大統領(ゲッティ=共同)
15日、米ワシントンのホワイトハウスで、新型コロナウイルス対策について話すトランプ大統領(ゲッティ=共同)

 これほど素直で主観的な新聞記事も珍しいと思った。ワシントン・ポスト5月16日付の記事だった。「トランプはコロナウイルスの猶予期間から利益を得ているが、永遠には続かない」という見出しである。

 筆者は同紙の世論調査分析専門のデービッド・バイラー記者だった。内容はトランプ大統領の支持率がウイルス危機でも一貫して高いという最新の世論調査結果の報告が中心だった。

 だがその「解説」として「トランプ大統領はウイルス対策で失敗を重ねているのだから支持率は本来、下がるべきだ」というきわめて主観的な主張や、「でもまもなく必ず下がるだろう」という素直な願望が書かれていた。トランプたたきを貫くワシントン・ポスト全体の偏向のわかりやすい展示として映った。

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