香港、国家安全法の衝撃 「三権分立」でなく「三権協力」の危機

中国全人代の開幕式に出席した香港政府の林鄭月娥行政長官(上右)。下は習近平国家主席=22日、北京の人民大会堂(共同)
中国全人代の開幕式に出席した香港政府の林鄭月娥行政長官(上右)。下は習近平国家主席=22日、北京の人民大会堂(共同)

 【香港=藤本欣也】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)で香港に国家安全法を導入する議案が審議・可決される見通しとなり、香港の「一国二制度」が重大な岐路に立たされている。これまで認められてきた表現や集会の自由などが大幅に制限されるのは避けられず、国際経済都市・香港を支えてきた法治システムも危機に瀕(ひん)している。香港紙は「一国二制度の終焉(しゅうえん)に向けたカウントダウン」が始まったと報じている。

 全人代で審議に入った「香港が国家安全を守るための法制度と執行メカニズム」案は28日に可決された後、全人代常務委員会が実際の法律を制定、早ければ8月中に香港で公布される。

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