米「新冷戦」の宣戦布告 香港優遇見直し コロナで対中感情悪化

29日、米ホワイトハウスで中国への対抗措置を発表するトランプ大統領(UPI=共同)
29日、米ホワイトハウスで中国への対抗措置を発表するトランプ大統領(UPI=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が29日、香港に対する優遇措置の見直しや、中国に牛耳られた世界保健機関(WHO)からの脱退など、広範な対中措置を発表した。新型コロナウイルスの問題を受けて激化した米中「新冷戦」での勝利を誓い、米政権は中国に事実上の「宣戦布告」を行ったといえる。

 トランプ政権は2017年12月に公表した「国家安全保障戦略」で中国を事実上の敵対勢力である「戦略的競争相手」と断定。「中国は米国の国力や影響力、権益に挑み、国家の安全と繁栄の侵害を図っている」と明言し、貿易不均衡の是正や南シナ海などでの中国の覇権的行動の阻止に向け取り組んできた。

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