コロナ 台湾に学ぶ

「脱中国」でマスク不足解消

台湾南部、高雄市の南六企業。コロナのために新設されたマスクの生産ラインが、24時間体制で稼働している
台湾南部、高雄市の南六企業。コロナのために新設されたマスクの生産ラインが、24時間体制で稼働している

 台湾の蔡英文総統は5月20日に行った2期目の就任演説で、台湾の医療用マスクの生産業者らを「ナショナル・マスクチーム」と表現し、新型コロナウイルスとの戦いで、官民一体の生産体制により中国依存から脱却した成果をたたえた。

 関係者によれば、台湾では2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した際に深刻なマスク不足に陥った経緯があり、その後の立法院(国会に相当)での法整備で、緊急時に当局が物資を強制的に調達できるようにした。