香港を逃れた若者が集うレストラン 台湾の有志が生活を支援 

台北市中心部のレストラン「保護傘」には台湾に滞在する香港の若者らが集まる(矢板明夫撮影)
台北市中心部のレストラン「保護傘」には台湾に滞在する香港の若者らが集まる(矢板明夫撮影)

 台北市中心部、台湾大学の近くに「保護傘」という変わった名前のレストランがある。4月中旬にオープンしたばかりでスパゲティなど簡単な料理しか出さないが、いつもほぼ満席の人気だ。十数人の店員は昨年、一連の反中デモに参加した香港の若者で、彼らの台湾での生活を支援するため支持者らが資金を出し合って作った店という。今は香港の若者と、香港問題に関心を持つ台北市民らが交流する場所になっている。

 店内には「光復香港 時代革命」(香港を取り戻せ、革命の時代だ)という昨年の香港反中デモのスローガンが大きく掲げられ、香港の民主化を支援する書籍、写真集、Tシャツなども販売されている。

 壁には客が書いた便箋が多く張られている。「全力で香港を応援する」「最後まで戦う」といった言葉のほか、「お母さんに会いたい。心配ばかりをかけてごめんなさい」という若い女性が書いたとみられる、香港にいる母親に宛てた母の日のメッセージもあった。

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