新型コロナでリモート方式の国際会議、台湾が外交に活用 中国の圧力すり抜け 

19日に開かれたリモート方式の国際会議で、ビデオメッセージを送る台湾の蔡英文総統(台湾・総統府提供)
19日に開かれたリモート方式の国際会議で、ビデオメッセージを送る台湾の蔡英文総統(台湾・総統府提供)

 【台北=矢板明夫】新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延(まんえん)で国際会議の多くがリモート(テレビ会議)方式に変わる中、これまで中国の圧力で外遊が困難だった台湾当局の要人らが、積極的に会議に参加している。台湾当局者は、新しい形の国際会議を「大きな外交チャンス」とみて、台湾の存在感を示す場として活用している。

 台湾の蔡英文総統は19日、リモート方式で行われた国際会議「コペンハーゲン民主主義サミット」にビデオメッセージを送った。同会議はデンマークのラスムセン元首相が設立した非政府組織(NGO)が主催し、ポンペオ米国務長官や米豪の元要人、各国・地域の民主活動家らがテレビ会議方式で参加した。

 蔡氏は、台湾が新型コロナの感染を抑制した経験を紹介し、「民主主義の重要な原則を犠牲にしなくても感染症は抑制できる」と強調。国際秩序が変化する中、

「理念の近い民主主義国」同士の協力を呼びかけた。

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