英雄か、親日派か 死後も分かれる「白将軍」の評価 左傾化する韓国社会

元韓国陸軍大将の白善●(=火へんに華)氏=2013年8月、韓国・坡州(聯合=共同)
元韓国陸軍大将の白善●(=火へんに華)氏=2013年8月、韓国・坡州(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】朝鮮戦争(1950~53年)の激戦地で指揮をとった英雄として「白将軍」の名で知られ、今月10日に99歳で死去した韓国の白善●(=火へんに華)(ペク・ソニョプ)元合同参謀会議議長への評価が、死後も韓国社会で二分しており論争となっている。

 白氏の告別式は15日、ソウル市内の病院施設で行われ、中部・大田(テジョン)市内の国立墓地、顕忠院に“後輩”である韓国軍や米韓連合軍の関係者に見守られ埋葬された。告別式と埋葬場所については、国を守った功績をたたえ「国民葬にすべきだ」「歴代大統領らが葬られたソウルの国立顕忠院に埋葬されて当然」との意見があった。

 白氏の功績を認めようとしない意見は左派の間で多い。日本の朝鮮半島統治時代に白氏が満州国軍官学校を卒業し、旧満州国の軍人として朝鮮人の抗日勢力を討伐した部隊に所属していたためだ。批判派は白氏を韓国で蔑称とされる「親日派」と呼び、朝鮮戦争勃発70年となった6月25日の前から論争が続いていた。

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