世界でも日本でも、喫緊の問題は新型コロナウイルス感染症から人命と経済をいかにして守るか-である。それは分かっているのだが個人的にはこの季節、どうしてもソウル支局当時の体験に触れておきたい。
ちょうど6年前の今頃、正確には2014年8月5日、曇天の蒸し暑い夕方だった。取材先から支局に戻ると、大統領府で外国メディアを担当する女性報道官が電話をかけてきた。
世界でも日本でも、喫緊の問題は新型コロナウイルス感染症から人命と経済をいかにして守るか-である。それは分かっているのだが個人的にはこの季節、どうしてもソウル支局当時の体験に触れておきたい。
ちょうど6年前の今頃、正確には2014年8月5日、曇天の蒸し暑い夕方だった。取材先から支局に戻ると、大統領府で外国メディアを担当する女性報道官が電話をかけてきた。