内モンゴルで中国語教育強化 授業ボイコットも 独自文化衰退懸念

中国政府のスローガンが漢字とモンゴル文字で併記された看板。内モンゴル自治区では、中国語教育の強化で独自の文字や文化が失われかねないとの懸念が強まっている=3日、フフホト市(三塚聖平撮影)
中国政府のスローガンが漢字とモンゴル文字で併記された看板。内モンゴル自治区では、中国語教育の強化で独自の文字や文化が失われかねないとの懸念が強まっている=3日、フフホト市(三塚聖平撮影)

 中国北部の内モンゴル自治区のモンゴル族など少数民族が通う小中学校で、今月から中国語(漢語)を使った教育を強化する取り組みが始まった。多くのモンゴル族の生徒や保護者らはモンゴル語など独自文化の衰退を招きかねないと反発。区都フフホトでは授業のボイコットなど異例の抗議活動が広がっている。(フフホト 三塚聖平)

 「いつもと比べて生徒の姿が目に見えて少ない」

 フフホト市内のモンゴル族が通う学校近くで、土産物店を営む漢族の女性がこう話した。登校時間帯になっても人影はまばらで、近くの一般の小学校前に大勢の児童がいたのとは対照的だった。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください