中国との国交に反発、独立問う住民投票へ ソロモン諸島の最大州

 【シンガポール=森浩】南太平洋の島嶼(とうしょ)国ソロモン諸島の国内最大州が、台湾と断交して中国と国交を結んだ中央政府に反発し、独立を求める住民投票を実施する方針を発表した。中台対立が小さな島国に波及し、国内の亀裂を深めている形だ。太平洋の要衝にある島嶼国では、中国が経済支援をテコに台湾を押しのけるように浸透を図っており、米国やオーストラリアも警戒を強めている。

 住民投票実施を表明したのは人口約65万人のソロモン諸島で最大の約14万人を抱えるマライタ州。スイダニ州首相は1日、中央政府が「中国(との国交)を受け入れるよう継続的な圧力を(州に)かけている」と主張。「指導者が独裁的になりつつある国の一部であり続けるかどうかを見極める」と独立を問う住民投票の実施を宣言した。

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