国際情勢分析

世界の諜報機関が注目 トランプ氏のつぶやきは「絶好の情報収集機会」

11月の米大統領選で激突するトランプ大統領(左上)とバイデン前副大統領(右下)のSNS上での発信に世界中が注目している(AP)
11月の米大統領選で激突するトランプ大統領(左上)とバイデン前副大統領(右下)のSNS上での発信に世界中が注目している(AP)

 11月3日の米大統領選を前に、現職で共和党候補のトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領の発言に世論の関心が集まる中、各国の諜報機関は両候補のツイッターに打ち込まれる“つぶやき”にくぎ付けとなっている。

 政治家がソーシャルメディアを使って有権者にメッセージを直接届けることは、多くの国で定番となった。政策をアピールしたり、その人柄を知ってもらおうとしたり積極的に情報発信を行っている。

 若年層は、情報を得る手段として新聞やテレビよりもソーシャルメディアを活用する傾向がある。政治家は多額の広告費を使わずとも、ソーシャルメディア上でブームを起こせるチャンスもある。

 そうした中で、世界の諜報機関が注目しているのがトランプ氏とバイデン氏によるツイッターでのつぶやきだ。各国との2国間関係に加え、国際情勢に大きな影響を与える米大統領の候補が、どのような思考回路で政策に取り組むかを垣間見ることができるからだ。

 各国の諜報機関は次期大統領の下で米国がどのような動きに出るかを予測、分析することが求められる。