北朝鮮「戦争に踏み切る可能性低い」国連軍後方司令官、本紙インタビューで認識示す

インタビューに応じる国連軍後方司令部のウィリアムス司令官=10月1日、東京・横田基地
インタビューに応じる国連軍後方司令部のウィリアムス司令官=10月1日、東京・横田基地

 朝鮮戦争は今年、開戦から70年。1950年、北朝鮮の朝鮮人民軍が韓国側に南下し始まったが、いまなお終結しておらず、韓国に国連軍司令部が、東京の米軍横田基地に後方司令部がそれぞれ存在する。後方司令部のトップである司令官のアダム・ウィリアムス豪軍大佐は10月、産経新聞のインタビューに応じ、軍事的挑発を繰り返す北朝鮮の意図について「体制の維持であり、自ら戦争に踏み切る可能性は低い」と述べた。また、日本の北朝鮮の制裁逃れに関する監視活動への貢献も高く評価した。(石川有紀)

 1953年に調印された朝鮮戦争の休戦協定の履行状況を監視する韓国の国連軍司令部は、在韓米軍司令官のロバート・エイブラムス大将が米韓連合軍とのトップを兼務する。日本政府や米軍との調整を担う東京の後方司令部司令官には2010年以降、米国と同盟を結ぶ豪軍幹部が就いている。加盟国から5人が常駐している。