バイデン氏、オバマ前政権の親中イメージ払拭に腐心 菅氏と電話会談

ジョー・バイデン氏とジル夫人=米ペンシルベニア州フィラデルフィア(ロイター)
ジョー・バイデン氏とジル夫人=米ペンシルベニア州フィラデルフィア(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は菅義偉首相との電話会談で、沖縄県・尖閣諸島が米国の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象だと明言するなど日米同盟を一層強化する重要性を強調した。来年1月の大統領就任後、「最大の競争相手」と位置付ける中国に対抗するため、日本や韓国などインド太平洋の同盟諸国との連携を重視していく考えだ。

 バイデン氏は電話会談で、中国を中心とする外交分野の懸案で菅首相がどのような立場であるかを把握し、今後の日米外交の方向性を探ることを目指したとみられる。