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投票「収穫」式がバイデン氏の優位生んだ 古森義久

8日、米東部デラウェア州での会合で演説するバイデン次期大統領(AP=共同)
8日、米東部デラウェア州での会合で演説するバイデン次期大統領(AP=共同)

 米大統領選は民主党のバイデン前副大統領の勝利へと向かっているが、共和党のトランプ大統領の陣営はなお「投票不正」の糾弾を止めていない。その背後では民主党側がここ数年、全米規模で進め、多数の州で採用された郵便投票での「投票収穫」という特殊な方式が激論の最大の焦点となっている。

 特定の代理人が穀物を収穫するように一般有権者からの郵便投票を多数集めるというこの方式は、今後の米国の選挙でも論議を招くことは確実だといえる。ただし、民主党に有利だとみられるこの新方式の是非を、民主党支持の大手メディアが取り上げることは極めて少ない。