台湾元NGO職員、中国で投獄4年 支援者「日本にも救援の輪を」

台北市内の台湾人権促進会の事務所で、李明哲氏支援活動の資料を広げる施逸翔氏(矢板明夫撮影)
台北市内の台湾人権促進会の事務所で、李明哲氏支援活動の資料を広げる施逸翔氏(矢板明夫撮影)

 【台北=矢板明夫】台湾の与党、民主進歩党の元職員で、中国の人権問題に取り組んでいた李明哲氏(45)が、中国の治安当局に拘束されてから4年近くたつ。台湾の人権団体などは李氏の「早期釈放」を求める活動を続けており、その輪は拡大しつつある。同じく中国当局に自国民が拘束されている日本やカナダにも連携を呼びかけ、人権問題でともに中国に圧力を加えることに期待を寄せている。

 中国の人権問題を扱う台湾の非政府組織(NGO)のメンバーだった李氏が、中国当局に拘束されたのは2017年3月、マカオから広東省広州市へ陸路向かう途中だった。