2021年 世界のここに注目 海外特派員の目

 新型コロナウイルス禍に翻弄された1年が終わり、2021年の幕が開けた。1月には米国で4年ぶりに政権が交代し、世界情勢の新たな基調が見えてきそうだ。中国共産党の創立から100年、ソ連崩壊から30年という節目の年であり、中露を筆頭とする権威主義陣営の動きからも目を離せない。各地の特派員が今年の注目点を記した。

                   

 ■中国 対米で「人権」の火種

 □北京 西見由章

 米国で新政権が発足する今年、世界の趨勢(すうせい)を決める「米中覇権争い」はどんな様相を見せるだろうか。