WHO調査団が武漢入り コロナ確認から1年経過、難航予測も

14日、中国・武漢の空港に到着した世界保健機関(WHO)の国際調査団(AP)
14日、中国・武漢の空港に到着した世界保健機関(WHO)の国際調査団(AP)

 【ロンドン=板東和正、北京=三塚聖平】世界保健機関(WHO)の国際調査団が14日、新型コロナウイルス感染症が最初に確認された中国湖北省武漢市に入った。ウイルスの発生源や人への感染経路の特定に期待がかかるが、新型コロナの確認から1年以上がたっており、現地で手がかりをつかむことが困難になっているとの見方も出ている。

 調査団は日本の前田健・国立感染症研究所獣医科学部長を含む欧州やアジアなどの専門家10人で構成される。ロイター通信などによると、武漢市での調査期間は約1カ月間。現在、中国はコロナ対策として入国者に隔離を求めており、調査団は武漢市内のホテルで2週間隔離される。その後、最初に感染が広がったとみられる市中心部の華南海鮮卸売市場や病院などで2週間調査を行う。中国科学院武漢ウイルス研究所を訪れる可能性もある。