<独自>日米豪印、希少金属めぐり連携強化へ 中国に対抗、世界のグリーン化にらむ

中国内モンゴル自治区のレアアース採掘場(共同)
中国内モンゴル自治区のレアアース採掘場(共同)

 日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国がレアアース(希土類)やコバルトなど希少金属の安定供給に向けた連携強化に着手したことが16日、分かった。昨年末の政府間協議で4カ国の協力を確認した。レアアース供給で高いシェアを誇る中国は15日に管理条例案を発表するなど統制を強化している。日米豪印は中国の脅威をにらみ防衛分野などで協力を進めてきたが、資源安全保障分野にも拡大する考えだ。

 日米豪印は昨年12月18日にテレビ会議方式で開いた局長級協議で、希少金属のサプライチェーン(供給網)などをめぐり協議。4カ国が年1回の定例開催で合意した外相会議でも議題となる見通しだ。情報共有や中国への依存度が低いサプライチェーン構築に向けた連携も視野に入る。