22日、成田空港に到着した韓国の姜昌一(カン・チャンイル)新駐日大使は報道陣の取材に対し、慰安婦問題の解決に向け、韓国側が破棄した財団に代わる新基金の設立が望ましいとの見解を示した。主なやり取りは以下の通り。
--着任に向けた抱負を
厳しい時期に大変な仕事を任され、頭が痛い。「光栄だ」と言うには肩の荷があまりにも重い。韓日関係は厳しい状況にあるが、関係正常化(改善)は両国、両国民にとって良いものと確信している。韓日議員連盟の会長として関係正常化を主張してきた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は両国の友好協力関係を深めるため、私を新大使に任命したと考えている。厳しい時期だが、正常化にむけ最善を尽くす。
--韓国の地裁が日本政府に賠償を命じた慰安婦訴訟が、23日午前0時に控訴期限を迎える