ロシアの足元揺るがす「世代交代」 旧ソ連崩壊から30年

 【モスクワ=小野雄一】ソ連崩壊から今年で30年の節目を迎えたロシアの国内外で混乱が相次いでいる。国内では反体制派指導者、ナワリヌイ氏の拘束問題で異例の大規模デモが発生。ロシアが盟主を自任する旧ソ連圏でもロシアの影響力低下を示唆する出来事が立て続けに起き、プーチン政権は対応に苦慮している。背景には、従来の秩序に拒否感を持つ「新世代の台頭」があるとの分析も出ている。

 ナワリヌイ氏の釈放を求める23日のデモは露全国の120以上の都市で行われ、拘束リスクの高い無許可デモとしては異例の計11万人以上が参加したとされる。政権側は3600人以上を拘束して事態の沈静化に躍起だが、デモは今週末も開催が予定されている。