再起動 米国と世界

豪州、中国の「いじめ」に直面…バイデン政権は助けてくれるか

 オーストラリアは昨年、新型コロナウイルスの起源調査を求めたことで中国との関係が急速に悪化し、貿易面などで「いじめ」(豪公共放送ABC)のような圧力を受け続けた。そんな豪州を支えたのは、同盟国・米国のトランプ前政権による対中強硬姿勢だった。バイデン政権に代わり、豪州は同様の関与を期待できるのかと不安視している。

単独では対抗できない懸念

 「豪州は単独で立ち上がることができるのか」

 豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(AFR)は、バイデン政権発足を受けた分析記事にこう記した。米国の対中姿勢が明確に変化した場合、豪州だけでは中国と対抗できないという懸念が豪州で広がっている。