再起動 米国と世界

香港紙創業者の保釈棄却 バイデン政権の対抗策は

2020年12月31日、審理のため香港終審法院に到着した香港紙、蘋果日報(リンゴ日報)創業者の黎智英氏(共同)
2020年12月31日、審理のため香港終審法院に到着した香港紙、蘋果日報(リンゴ日報)創業者の黎智英氏(共同)

 香港の民主派関係者の間には、バイデン米政権に対して「期待派」と「不安派」の両方があり、固唾をのんで米国の動きを見守る。同政権は民主主義や人権を重視する外交を展開すると公言しているものの、中国や香港当局の厳しい民主派弾圧に対し、具体的にどのような手を打つかが見えてこないからだ。

 香港終審法院(最高裁)は1日、香港国家安全維持法(国安法)違反と詐欺罪で起訴された大手紙、蘋果(ひんか)日報の創業者で実業家の黎智英(れい・ちえい)=ジミー・ライ=氏について、保釈に関する香港高等法院(高裁)の決定に関する審理を行い、最終判断を後日、宣告すると発表。収監は継続された。