正論モーニング

民族大量虐殺 号泣した在日ウイグル人たちの思い…漫画家・清水ともみさんに聞く

清水ともみ著『私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言』の表紙(C)清水ともみ
清水ともみ著『私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言』の表紙(C)清水ともみ

 米国の新旧両政権が「ジェノサイド(民族大量虐殺)」「人道に対する罪」と認定したことで、改めて国際的な関心を集める中国共産党政権のウイグル人弾圧。この問題を取り上げた漫画が世界的な反響を呼んでいる。作者である漫画家の清水ともみさんは「日本も遠い地域の出来事とすませてはいけない。認定をきっかけに一人でも多く関心を持ってほしい」と訴える。

告発 悲壮な覚悟

 「ニュースを聞いた瞬間、号泣しました」。清水さんに、知り合いの在日ウイグル人男性から送られてきた電子メールだ。先月19日、米国のポンペオ国務長官(当時)がウイグル人弾圧を「ジェノサイド」と認定したと伝える報道に感動したと書かれていた。

 清水さんもそのメールに、もらい泣きした。取材で見聞きしてきた非道な弾圧の実態、それを告発してきたウイグル人たちの悲壮な覚悟が瞬時に思い出され、心を揺さぶられた。