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文政権に刻み込まれた「反親日」 2・22「竹島の日」を前に ソウル特派員・桜井紀雄

1月18日、ソウルの韓国大統領府で記者会見する文在寅大統領(共同)
1月18日、ソウルの韓国大統領府で記者会見する文在寅大統領(共同)

 ソウルで長年、居酒屋を営んできた大阪出身の日本人女性が昨年、念願の「居酒屋ビル」をソウル中心部にオープンさせた。1~3階に鉄板焼きコーナーやいろり風の客席、バーカウンターを設け、個人から団体客まで多様な客層に対応できるよう趣向をこらした。

 だが、あいにく開店時期を新型コロナウイルス禍が直撃した。2019年に日本の輸出管理厳格化に反発し、韓国で日本料理店や日本製品への不買運動が盛り上がった際も、さほど客足に響かなかったと女性は振り返るが、コロナ禍ばかりは打撃が大きかった。

 特に昨年11月以降、夜間の営業時間や4人を超える会食が制限された影響が大きいという。女性は客足の回復に向け、新しいランチメニューを開発したりし、コロナ禍が収まるのを祈る日々が続いている。

 新型コロナ問題が死活にかかわるのは韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領も変わらない。経済政策に批判が絶えない中、防疫策への評価で何とか支持層をつなぎとめてきた。