バイデン政権、対中同盟のネットワーク強化へ インド太平洋と欧州の両面で

米国防総省で演説するバイデン大統領(中央)とオースティン国防長官(左)ら=2月10日(AP)
米国防総省で演説するバイデン大統領(中央)とオースティン国防長官(左)ら=2月10日(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米政権は18日、日米とオーストラリア、インドの4カ国外相によるオンライン会合を開催する。これに先立つ17、18両日には北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会を開き、中国やロシアといった権威主義国家への対抗に向け、インド太平洋と欧州の同盟・パートナー諸国との関係の再構築と強化を進めていく立場を明確に打ち出した。

 バイデン政権は通称「クアッド」と呼ばれる4カ国協力の枠組みについて、南シナ海や東シナ海などで覇権的行動を強める中国をにらんだ米国のアジア太平洋戦略の基盤と位置づけ、4カ国による首脳会合を早期に開催することを各国に打診してきた。