韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)が日本の領土であることを示す新たな証拠が見つかった。領土問題の調査研究などを行う公益財団法人「日本国際問題研究所」(東京都千代田区)は19日、米国海軍の海図2枚を確認したと発表。サンフランシスコ講和条約発効(1952年)直後の52、53年に作製され、地名で所属を区別しており、竹島は日本名で「Take Shima」と記載している。
同条約の発効直後に発行された、竹島を日本領とする同政府の海図が確認されたのは初めて。同研究所はこれまで、米国空軍の航空図など計15点を入手しており、新たな証拠が加わった。専門家は「日本の主張を補強する重要な資料」と説明している。