「多国間主義」回帰で中国に対抗 バイデン米大統領「長期の競争に備えを」 G7・ミュンヘン安保会議 

 【ワシントン=黒瀬悦成】初のオンライン形式で開かれた先進7カ国(G7)首脳会議は19日、トランプ米前大統領の「米国第一」政策によって揺さぶられたG7の「再結束」と「多国間主義」への回帰を目指す立場を明確に打ち出した。今回のG7と、同日開かれたミュンヘン安全保障会議のオンライン特別会合でバイデン米大統領は、中国やロシアといった権威主義体制の国々との戦略的競争での勝利に向け、自由民主主義の価値観を共有する国々を主導していく責任を担う決意を表明。各国首脳も協調へ期待感をにじませた。

 「世界の皆さん、米国は帰ってきました。米欧同盟は復活した。私たちは過去を振り返らず、共に未来を見据えるのです」