「K防疫」成功に酔って出遅れ 韓国でワクチン接種始まる

医師がアストラゼネカ製ワクチンを接種する様子を視察する韓国の文在寅大統領=2月26日、ソウル(ロイター)
医師がアストラゼネカ製ワクチンを接種する様子を視察する韓国の文在寅大統領=2月26日、ソウル(ロイター)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国で26日、新型コロナウイルスのワクチン接種が全国同時に始まった。韓国政府は、11月までに国民の7割への接種を済ませて集団免疫を形成することを目指している。だが、他の先進国に比べて接種開始が遅れた上、出だしから計画に狂いも生じている。

 韓国では、全国の療養型医療施設の入所者や医療従事者ら5000人余りが初日の接種対象となった。

 ソウル市内の保健所で真っ先に接種を受けた療養施設の女性職員は「これまでコロナにかかるかと緊張してきたが、不安感がなくなります」と話した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領も市内の別の保健所で接種の様子を視察した。