中国TVが仏で免許申請 欧州での放送継続へ新拠点

中国CGTNの本部が入る国営中央テレビの本社ビル=2月、北京(ロイター)
中国CGTNの本部が入る国営中央テレビの本社ビル=2月、北京(ロイター)

 【パリ=三井美奈】英国で放送免許を剥奪(はくだつ)された中国国営中央テレビの国際放送「中国環球電視網」(CGTN)がフランスで免許取得を打診していることが明らかになった。CGTNは英国を拠点に欧州で放送しており、その継続に新たな免許が必要になったとみられる。中国のプロパガンダ(政治宣伝)への警戒が強まる中、免許を得たとしても、厳しい放送倫理の監視にさらされそうだ。

 CGTNは2月、英国の規制当局により、中国共産党の支配下にあるとの判断から放送免許を取り消された。英国法は、政治団体やその管理組織の放送免許取得を禁じている。