ソウルから 倭人の眼

違法土地購入で揺れる文政権 残り任期1年で支持派が暴露 今や日本どころではない

韓国土地住宅公社の職員が違法に土地を購入した事件で同公社を家宅捜索する警察=9日、韓国・晋州(聯合=共同)
韓国土地住宅公社の職員が違法に土地を購入した事件で同公社を家宅捜索する警察=9日、韓国・晋州(聯合=共同)

 5月で就任から4年を迎え、残り任期1年となる文在寅(ムン・ジェイン)大統領。その文政権が新たな疑惑によって揺らいでいる。韓国土地住宅公社の職員らによる投機目的での違法な土地購入が発覚したためだ。文政権下での不動産価格の暴騰でただでさえ家を買えない多くの庶民は激怒。連日、釈明に追われている文政権は対日関係どころではない。政権末期を迎え、「今度こそ本当の危機だ」との声が韓国社会では続出している。(ソウル 名村隆寛)

内部情報で土地投機

 疑惑は3月2日に発覚した。住宅建設・分譲などを担う土地住宅公社の職員ら十数人が2018~20年、ソウル近郊の地域が住宅開発対象に指定されるとの内部情報に基づき、発表前にその土地を不正に購入していたというものだ。