「台湾の存在感を示す」 訪台計画の仏上院議員インタビュー 

訪台を計画する仏上院議員団の代表、アラン・リシャール元国防相(本人提供)
訪台を計画する仏上院議員団の代表、アラン・リシャール元国防相(本人提供)

 【パリ=三井美奈】今夏、台湾訪問を計画しているフランス上院議員団の代表、アラン・リシャール元国防相が産経新聞のインタビューに応じた。訪台により、「アジアの民主主義に対する台湾の貢献をたたえたい」と述べ、蔡英文総統との会談に意欲を示した。

 訪台を計画しているのは、仏上院の親善議員団「台湾交流・研究グループ」。リシャール氏によると、議員3、4人が参加する見通し。7月後半か、9月前半の実施を目指しており、「4~6日間滞在することになるだろう」と述べた。欧州連合(EU)加盟国の議員団による訪台としては、昨年8~9月のチェコ上院議長らの訪問団に続く動きとなる。